編集部

Iさん

2018年・中途入社

2018年 中途入社
ウェブメディア「grape」ライター

産休を経て復職 『仕事』と『家庭』の両立で目指すものとは?

Question 01──前職の仕事内容を教えてください。

前職は、リサーチ会社で働いていました。
主に企業が開発した新商品やサービスに関する市場調査を行い、広告効果の分析結果をレポートにまとめて報告する仕事です。
例えば「新しく開発したビールのラベルについて、消費者の反応が知りたい」といった依頼があったとすると…。
消費者を集めてグループインタビューを実施したり、ウェブでアンケート調査をしたり、そのための準備や結果報告書の作成など、業務の内容はさまざまでした。

Question 02──転職を考えたきっかけは?

妊娠・出産を経て、子育てしながら仕事をすることになり、自分の働き方や仕事への向き合い方を改めて考え直しました。
長時間保育園に預けて仕事を続けるのであれば、ポジティブな気持ちで働く、楽しそうな母親の姿を子供にみせたいと思ったんです。
前職は毎年、所属する部署が変わり、その中でスピードと正確さを求められました。
新しい部署の業務を覚えたら、また次の部署で別の業務を覚えるというサイクルに、疲弊していたんだと思います。
自分なりに必死で働いていたけれど、全然自信が持てなくて…。
性格と体力的にも、業務に向いていなかったのでしょうね。
子育てをしながら働いていると、時間があっという間に過ぎてしまうからこそ、「このままではいけない」と感じていました。
30代になったこともあり、新しいことに挑戦するなら、今しかないと…。
「子どもの成長に合わせて、どこにいても柔軟に働けるようになりたい」という望みを実現するために、自分に合うスキルを身につけたいと考えていました。

Question 03──どうしてライター職に?

思い切って、「好きなことを仕事にしよう」と考えた時に、頭に浮かんだのがライターでした。
個人でできる範囲ですが、昔から文章を書いていたというのは大きかったかもしれません。
あとは、『手に職』といえるようなスキルが身につくことや、柔軟に働きやすいことも、私にとっては魅力的でした。
しかし未経験だったので、ライターの講座に行ってみたり、ライティングに関する本や記事を読んだりなど、入社前にできることはしていました。

Question 04──グレイプを選んだ決め手は?

初めてライターとして働くため、いろんなジャンルの記事を書いてみたいと考えていました。
子育て系、アウトドア系、投資系など、ジャンルが絞られたメディアが多くある中で、目に留まったのがグレイプです。
もともと、『grape』の一読者でもあったのですが…。
動物のかわいい話、ためになるライフハックの話、くすっと笑える話など、たくさんの話題を『grape』は記事にしていたんですね。
ここなら、私が望んでいるライターという仕事ができると思いました。

Question 05──入社した感想は?

文章を書くのは好きでしたが、情報を『記事』という形に落とし込むのは難しかったです。冒頭部分で何を伝えればいいのか、文末はどんな締めにするといいのか…など。
時間がかかって辛かった時期もありましたが、慣れてきてからは起承転結を考えること自体が楽しくなりましたね!
また、相談したらアドバイスをもらえるなど、周りの人のサポートもあったので、ひとりぼっちで仕事をしているような感覚はありませんでした。
ライターとして、1人で淡々と仕事をする場合もありますが、チーム内での連携もあり、バランスはいいんじゃないでしょうか。

Question 06──仕事をしていて嬉しかったことは?

私の書いた記事を読んだ人から、反応があった時は嬉しいですね。
「癒されました」「勉強になります」などのコメントが届くと、仕事にやりがいを感じます。
また、多くはありませんが、記事を読んだ人の生活に影響をもたらすこともありました。
例えば「飲食店の記事を書いたら、そのお店に人が来るようになった」という変化ですね。
特に印象深かったのは、病院に飾られたクリスマスツリーを紹介する記事を書いた時に、その病院から「ボランティアをしたいという人が増えた」という報告をいただいたことです。
「自分の記事が、少しでもポジティブな影響を与えられたのかな」と感じ、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。

Question 07──グレイプでも産休を取った?

第二子を出産する際に、グレイプでも産休を取りました。
当時は社内の制度が整っていなかったので、少し不安がありましたが、会社側が働く人に寄り添って、体制を整えていくような姿勢があり、とてもありがたかったです。
「産休をもらいます」と報告する時も、みなさんが温かく送り出してくれて嬉しかったですね。
「周りの人の理解やサポートがある会社なんだなあ」と思いました。

Question 08──復帰に不安はあった?

なかったです!
子供を産む前後は必要書類が多く、育児と並行しながらだと準備をするのも大変です。
ですが、管理部の人が書類の提出締め切り前に連絡をくれたり、書き方を丁寧に教えてくれたりしたので、とても助かりました。
あと、復帰前には2回ほど、上司と面談がありましたね。
産休を取ってからの会社の現状や、復帰後の担当業務を伝えてくれました。
1年も会社から離れていると、浦島太郎のような状態になってしまうものですが、周囲のサポートのおかげで、復帰後も戸惑うことなく働けました。

Question 09──今の働き方は?

今は10時から16時30分の、時短勤務で働いています。
ほかにもグレイプには子育て中の社員がいますが、それぞれ希望通りの勤務形態で仕事をしていますよ。
人によってはフルリモートやフルタイムで働くなど、家庭の事情に合わせて柔軟に対応してもらっています。
当たり前のことなのかもしれませんが、社員を大切にしてくれているというのを、ひしひしと感じる出来事の1つでした。

Question 10──今後チャレンジしたいことは?

今、書いている記事は、誰かに話したくなるような、共感できる『バズ記事』と呼ばれるものが多いのですが、並行して取材記事や企画記事にも挑戦したいです!
例えば子供の育児や発達障害、ジェンダーに関する話など、自分の中で課題に感じていることを発信していきたいですね。
ただ、こういったジャンルは取材をするにしても、ある程度の知識や、知識に基づいた配慮が必要だと考えています。
そこで、公私共に生かせる専門的な資格を取得し、スキルアップを目指しているところです。
グレイプにはチャレンジできる環境があるので、積極的になっていきたいですね。

Question 11──グレイプに興味のある人に、メッセージをお願いします。

私がそうだったように、未経験でも安心して働ける環境があります!
そして経験者なら、より早く活躍できるのではないかな、と。
グレイプは、旬な話題を楽しんだり、新しいことへの挑戦が好きだったり、自分で情報を集めて発信したいタイプの人に、向いている会社だと思います。
これからも社会の状況に合わせて、『grape』は変化していくでしょう。
メディアの変化や成長を一緒に楽しみながら、発展に貢献してくれる人が来てくれたら嬉しいです!


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