Question 04──入社した感想は?
実は、僕はライターとしては一度不採用になっているんです。直近のキャリアから「ECサイトを運営する部署であれば」という打診をいただき、承諾して入社しました。
僕が入社した2015年は、まだニッポン放送の子会社になる前で、いわゆるベンチャー企業といった雰囲気でしたね。「何か面白いことをやってやろう」「grapeというメディアを大きくしよう」というエネルギーに満ち溢れていて、刺激を受けたことを覚えています。
Question 05──ライターになった経緯は?
ECサイトを運営するつもりで入社したのですが、実はまだサイトそのものがなくて…。要するにプロジェクトとして動き出したタイミングだったんです。そこで、当初はバイヤー的な立ち位置で、商品を仕入れるためにいろいろなメーカーにコンタクトをとりました。ただ、「まだECサイトは影も形もない」という段階だったこともあって、ほとんど契約してもらうことができませんでした。
それでも諦めずに、メーカーとの交渉は続けていましたが、2か月ほど経ったころに、当時編集部にいた先輩が「これじゃ可哀想だよね」と、声をかけてくださって「ライターをやってみるか?」と。そんな経緯もあって、「すぐに結果を出さないと!」と必死でライターの仕事を覚えました。
Question 06──すぐに結果が出た?
いえいえ。やっぱりライターはそんなに甘いものではありませんでした。ただ、念願のライターだったので「とにかく食らいついていこう」「言われたことは年下からのアドバイスであっても素直に聞こう」と、原稿を書き続けました。
すると、最初は書いても書いても、伸びなかったPV(ページビュー)が少しずつ伸びていきました。書いた記事の成績が伸びていくことが楽しくて、「次の記事も」「その次の記事も」と書いているうちに、原稿を書くスピードも上がってきて「なんとかものになった」という感じです。
Question 07──その後どういう経緯で現在の部署に?
今、僕が所属しているのはコンテンツマーケティング(CM)部で、そこでコンテンツコマース(CC)事業に携わっています。グレイプがCC事業を本格的にスタートした2022年5月ごろにチームにジョインしました。やっている仕事を簡単に説明すると、『グッズ紹介記事』の作成です。「Amazonや楽天などの巨大ECプラットフォームで販売されている商品を記事という形で紹介して、アフィリエイト収入を得る業務」と表現すると分かりやすいかもしれませんね。
現在は、記事を書くライターとしてはもちろん、CCに関わるメンバーを引っ張るリーダーとして、「どうすればもっと多くの収益を上げることができるか」「どうすればメンバーのモチベーションを上げることができるか」などに日々頭を悩ませています。
Question 08──仕事のやりがいは?
セール情報を発信する記事などを除いて、基本的には「実際に紹介する商品を使用して、リアルな感想を記事に盛り込む」というポリシーで記事制作をしています。自分が魅力に感じた商品を、読者も「欲しい」と感じてくれて、それが売上につながると、やっぱり嬉しいです。
それと、後輩が成長して、良い成果を出すと「丁寧に教えてよかった」と感じます。僕たちは、個人で成果を上げるだけでなく、チームとして成果を上げることを目標にしているので、メンバーの成長は仕事のやりがいにつながっています。
Question 09──職場のメンバーとの連携は?
和気あいあいとやっている…と思います。少なくとも「僕はそう感じている」としか、言えませんね。
チームとして「成果を上げるためにどうすべきか」を追求しているので、時に意見が対立することもあります。しかし、それが原因でメンバー同士が険悪になったり、職場がピリついたりすることはありません。ありきたりな表現になってしまいますが、コミュニケーションを密にして、互いの意見を尊重し、チームの方向性を決めているので、最終的にはメンバーが納得して仕事を進められていると思います。
Question 10──グレイプに興味のある人に、メッセージをお願いします。
僕が言うのもおこがましいのですが、いつも「グレイプは、どんどん良い会社になっていっているな」と思っています。大企業という規模感ではないので、何もかもがそろっているわけではありませんが、好奇心旺盛な人やサービス精神旺盛な人なら、必ず活躍できる会社だと思います。興味があったら、ぜひ一緒にグレイプを成長させる仲間になってほしいですね!