Question 03──かなり苦労されたんですね…。
苦労というよりも、良い思い出です。
先ほども言ったように、当時のグレイプは、良くも悪くも今よりも自由だったので、自分なりに「どうやってgrapeというメディアの魅力を伝えるか」を必死に考えました。
その後、メディアとしてのgrapeが注目されるようになり、自然とPR会社や広告代理店からの問い合わせが増え、多くのタイアップ広告を掲出できるようになりました。「今、思えば」ですが、土手を歩いていたころの試行錯誤が、その後の成長につながったのだと思います。
Question 04──その後、コンテンツマーケティング部に異動を?
そうですね。
grapeというメディアの成長に伴って、求められる業務が多岐にわたるようになりました。そのため、私は営業から、広告運用をしたり、メディアガイドを作成したり、タイアップ記事を制作したり、とさまざまな業務に携わるようになります。
Question 05──本当に色々な仕事をしていますね!
「色々な仕事を経験できている」という意味で、私は幸運だな、と思っています。
現在は、広告運用やマーケティング関連の業務などが担当です。
広告では、FacebookやTwitterといったSNS系や、LINE、Googleなどの出稿の管理。
新商品開発は新しい広告メニューの企画、市場調査、販売戦略、製品開発といった一連の業務ですね。
Question 06──どんな業務でも簡単にこなしている印象です。
そんなことないですよ。例えば、広告運用で、ぜんぜん期待通りの集客ができず、大きな赤字になった時もありました(笑)。ただ、その中で「どうすれば最適化できるのか」を考え、工夫し続けた結果、広告を出稿するプラットフォーム側から「効率が良い」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。
また、今は掲載前の時点で、クライアントからOKが出ている画像やタイトルから、実際に広告を運用した時の成績を予測しています。こういった予測が正確であれば、タイアップ広告の画像やタイトルを調整できるだけでなく、営業担当を通してクライアントに「現状だとここまでしか数字が出ません」と交渉できます。
先回りをして対策を講じることができれば、「タイアップ記事を掲出したのに成績(PV)が出ない」という、クライアントにとってもグレイプにとっても不幸な結果を回避できます。こういった判断や交渉では、営業で学んできたことが生かせているかもしれませんね。
Question 07──今後チャレンジしたいことは?
広報といいますか、ブランディングに興味があります!
『grape』は、記事ベースで読まれることの多いメディアですが、一方で『grape』自体を認識している読者が多いとは言えません。
メディアとしての専門性や独自性を高めることで、今まで『grape』を知らなかった層にアプローチができ、新しい読者を増やせると思います。
こういったブランディングにより『grape』の認知が向上すれば、既存のタイアップ広告が売りやすくなるだけでなく、ブランド力を生かした広告商品も作れるようになるのではないかと考えています。
Question 08──グレイプに興味のある人に、メッセージをお願いします。
「結果を出したい」「成長したい」という意欲のある人にピッタリな環境があります。
一人ひとりに大きな裁量が与えられているため、アイディアがあれば、それを提案してすぐに実行することは決して難しくありません。
それと、個人的に感じるグレイプの魅力は「全体に関わることができる」という点にあると思います。私は営業⇒制作⇒広告運用と、さまざまな業務を行ってきたことで、ウェブメディア全体を俯瞰して見られるようになりました。私のような年齢で、「月間1億PVを超えるメディアの全体に関わることができる」という経験ができるのはグレイプならではの魅力だと思います。
私が入社してから、グレイプは大きく成長してきました。
これからもグレイプは、停滞することなく進んでいくと思います。
入社を考えている人には、今までの経験を生かし、グレイプの成長を後押ししてほしいです!