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AWS Summit Japan 2025での生成AI活用事例発表およびAWS公式ブログ掲載のお知らせ

Amazon BedrockとAnthropic Claude 3.5 Sonnetを活用した編集業務効率化システムで作業工数を最大60%削減

株式会社グレイプ(本社:神奈川県横浜市港北区、代表取締役社長:三宅正希)は、2025年6月25日に開催されたAWS Summit Japan 2025において、当社の生成AI活用事例を発表いたしました。また、この取り組みがAWS公式ブログにも掲載されましたことをお知らせいたします。

 

■ AWS Summit Japan 2025での発表概要

開催日時:2025年6月25日(水)11:50-12:30
セッションタイトル:「AWSで生成AIアプリケーションを構築する時に役立つサービスと組み立て方を学ぼう」

当社では、メディア運営における編集業務の効率化を目的として、Amazon BedrockとAnthropic Claude 3.5 Sonnetを活用した2つのシステムを開発いたしました。

 

■ AWS公式ブログでの事例紹介

AWS公式ブログ「生成AIの活用事例」において、当社の取り組みが事例として掲載されました。メディア企業における生成AI活用の先進事例として、多くの企業様の参考となる内容となっております。

掲載URL:https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/genai-case-study-grape/

 

■ 導入システムの詳細

当社では、編集業務の効率化を目的として以下2つのシステムを開発・導入いたしました。

【1】記事校正支援システム(開発期間:2週間)
誤字脱字の自動検出、表記ルールの統一チェック、HTMLタグの整合性確認機能を搭載

【2】タグ推薦システム(開発期間:3日間)
記事内容の自動解析により適切なタグを提案し、一貫性のあるタグ付けを実現

 

■ 導入効果と成果

両システムの導入により、以下の成果を実現いたしました。

  • 校正作業:作業工数を60%削減
  • タグ付け作業:作業工数を20%削減
  • 品質向上:校正品質の均一化を実現
  • 一貫性確保:タグ付けの統一性を大幅に改善

特に、ユーザーフィードバックを即座に取り込む仕組みにより、継続的な改善を実現しております。

 

■ 今後の展望

当社では、今回の成果を踏まえ、プロンプトエンジニアリングのさらなる改善を進めるとともに、RAG(Retrieval Augmented Generation)技術の活用による、より高度な編集支援システムの構築を目指してまいります。

メディア業界における生成AI活用のパイオニアとして、今後も革新的な取り組みを通じて、より良いユーザー体験の提供と業界全体の発展に貢献してまいります。

 

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社グレイプ
TEL:045-548-3640
お問い合わせフォーム:hhttps://grapee.co.jp/contact-us